日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館

イベント

イヨボヤ三面川の鮭漁について

イベント名
期間 10/21~ 
開催場所 三面川
料金   

現在三面川で実施されている鮭漁をご紹介します。

 

 

◆落とし柵漁(ウライ漁)

 

 長方形をした柵の囲みは、長さ4.5m、幅2.7m、高さ1.8mの大きさで、柵は角材、竹、塩化ビニールパイプで作られます。

 落とし柵は、鮭の遡上を止めるため、川幅いっぱいに設置された浮き「ウライ」とともに設置されます。

 この「ウライ」に魚道を作り、その先端に落とし柵を仕掛けます。柵の入口は広く、奥をせまくして、鮭が柵に入ると出られないように工夫されています。

 落とし柵漁による一括採捕は、戦後中断していたものを昭和52年から鮭の人工ふ化増殖を目的として再開したものです。

(引用元:イヨボヤ会館 1F「三面川の鮭漁」展示キャプション、村上市HP「村上の鮭漁」※リンク先が開きます)

 

実施期間:10月21日~未定(例年12月上旬を目途 ※人工ふ化放流するための鮭卵を規定量確保できるまで)

 

<落とし柵漁(ウライ漁)に関するお問合せ先>

・三面川鮭産漁業協同組合 0254(52)3758 (https://www.miomotegyokyo.com/)

 

 

 

◆てんから漁

画像掲載元:村上市観光協会

 

3本の鉤(かぎ)を錨(いかり)のように組み合わせ、その中心部に鉛を三角錐状に流し込んで成形し、鉛の重みで流れに耐えられるように作った道具が「てんから」です。

太い釣り竿に直径1mm以上もあるナイロン糸を使用し、糸の先には大きな三本鉤のてんからを結びつけ、鮭の産卵床に投げ入れて待ちます。

産卵床付近に集まる鮭が糸にふれるとすばやく合わせ、鉤で鮭を引っかけて捕るという原始的な漁法です。

熟練した漁師になると、雌雄のアタリの違いが分かるといいます。

(引用元:イヨボヤ会館 1F「三面川の鮭漁」展示キャプション)

 

実施期間:不定期(※流域に住む方々が個人個人で行われている漁ですので、特に指定日時等はありません。)

 

 

 

下記の漁は今シーズンは終了しました↓↓

 

◆居繰網漁(いぐりあみりょう)

 

 居繰網漁は江戸時代から伝わる古い漁法で、現在では三面川だけに残っています。

 小回し舟と呼ばれる川舟が3艘1組になって漁をするもので、1艘に漁師2人が舟の前後に乗り、前方に立つ者が竹竿で舵をとり、後方の者が居繰網を操ります。上流から下流へゆっくり下りながら、袋のような網の口をできるだけ広げるようにして操っていきます。水中の網に鮭がかかるとすばやく両側で網を持ち上げてとります。

 この居繰網漁は鮭が上流へ遡る習性を利用した漁法です。

※現在では2艘の川舟で漁を行う場合もあります。

(引用元:イヨボヤ会館 1F「三面川の鮭漁」展示キャプション、村上市HP「村上の鮭漁」※リンク先が開きます)

 

実施期間:10月21日~11月30日

 

 

居繰網漁について詳細についてはコチラ※リンク先が開きます

 

<居繰網漁に関するお問合せ先>

・村上市観光課 0254(75)8943

・イヨボヤ会館 0254(52)7117

・村上市観光協会 0254(53)2258 (https://www.sake3.com/)