日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館

新着情報

鮭資源保全の支援募金についてお礼とご報告

 

 

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村上市では現在、今シーズンの深刻なサケの不漁を受けてクラウドファンディングを実施しています

 

 

令和5年、三面川のサケは 歴史的な不漁に陥りました。

 

サケが戻ってこなかった理由は、夏の酷暑による日本近海の海水温上昇をはじめとして様々な要因が考えられています。

また、令和4年夏に村上市を襲った豪雨水害が河川環境に与えた悪影響も、少なからず関わっているといわれています。

 

 

三面川鮭産漁業協同組合(三面川漁協さん)では、今シーズンの人工ふ化・放流事業に必要最低限の鮭卵を確保することができませんでした。

人工ふ化・放流は現代の三面川のサケの個体数維持を支えている事業であり、三面川漁協さんの要の事業です。しかし事態を打開しようにも、不漁と水害の両影響により窮地に立たされた漁協さんが事業を存続することは、経済面でも今非常に厳しい現状なのです。

 

サケの卵の購入資金を集めること、そして母川環境の復元に取り組む三面川漁協さんを支援することが、今回村上市が実施するクラウドファンディングの主な目的です。

(明治期に日本へサケの人工ふ化技術が導入されて以来、国内の河川間での鮭卵の移送は平時より頻繁に行われていることです)

 

クラウドファンディングは、各ふるさと納税サイトを通じて実施しています。

 

ふるさとチョイス

ふるなび

※リンク先が開きます

 

実施期間:令和5年12月14日~令和6年2月29日

主催:村上市観光課

 

 

この度、当イヨボヤ会館でも何か一緒に支援できることはないかという思いから、館内エントランス付近に募金箱を設置しました。

(集まった募金は市に納入し、クラウドファンディングと合わせて使っていただきます)

 

毎年遡上シーズンに当館で水槽展示している「三面川に遡上してきたサケ」は、三面川漁協さんに捕獲・搬入していただき展示が叶っているものです。

 

三面川漁協さんの危機はイヨボヤ会館の、そして村上鮭文化の危機。

平安の昔から繋がってきた「鮭の遡上する三面川」のバトンを未来に手渡すために、今、皆様のお力が必要です。

どうか皆様の温かいご声援を賜りますよう宜しくお願いいたします。