日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館

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令和7年度 三面川鮭稚魚放流式

本日(414日)、三面川右岸にある三面川鮭産漁業協同組合第3ふ化場前で、「令和7年度 三面川鮭稚魚放流式(主催:三面川鮭産漁業協同組合)」が開催されました。

 

令和6年度の三面川の鮭採捕数(尾)は、令和5年度の7280尾から5519尾となり、採卵数(粒)も、令和5年度の1,882千粒から805千粒と激減しています。この放流式は、大切にふ化させた稚魚が、立派に成長し4年後、親鮭となってたくさん三面川に遡上することを願って行っています。

 

新潟県知事(代理:副知事)、村上市長を始めとした来賓や、三面川沿線の村上市内小学校の5年生らが参加しました。当館の館長も来賓として参加しています。

それぞれ持っているバケツの中には、放流される稚魚がいます。

 授業やイヨボヤ会館などで、この放流が後世へ伝えていかなければならないとても大切な事と、教わってきた小学校の児童たち。児童たちの「がんばれ!」という思いに「がんばってくるよ」と、バケツの中の稚魚たちが答えて、元気に川へ泳ぎ出しているように見えました。

4年後、多くの鮭が戻ってきますように・・・